へんこ
いい天気だ。
2月20日(火)、午後4時になった。いや、なってしまった。
午前中(とはいうものの終業は12時40分)の非常勤の勤務を終えて、
エストレヤで帰宅したのは午後1時過ぎだった。
帰り道、今日はこんなに暖かい陽気だから、GSで走りに出てみようかと考えていた。
昼食をすませて、腰かけてSNSの書き込みを見れば、何人かのツーレポが目に留まる。
そこで、今日が素直な心の持ちようの自分が気持ちの真ん中にいたのなら、
飛び出していっただろう。
ところが、今日は「あまのじゃく」で「へそ曲がり」な自分が勝ってしまった。
ぐずぐずしていて、なんにもする気が起こらない。何にもしたくない。
こんなにいい天気で暖かいのに自分の部屋に閉じこもってる。
走りに出かけたいくせに、なにが気に入らないわけでもないのに行かない。
偏屈者の自分。
母がよく父のことを『「へんこ」やし、ほんま、かなんわ』と言っていたのを思い出す。
母が他界して2年余り、残された父が最近ますます愚痴っぽくなってきてる、寂しいのだろう。
自分がその父の血を受け継いでいることを、暖かな日差しを窓越しに見つめながら、再確認した。
スポンサーサイト